リゾキャバ・離島キャバって稼げるの？

リゾバはリゾバでもキャバクラバイトだから時給は倍以上！そんな話題のリゾートキャバクラバイトの実態をお話します。

昔から学生やフリーターの間ではある一定の人気を誇っていた「リゾバ」ですが、ここ数年ではキャバクラ業界もリゾバの一つとして求人をかけていたりします。今回はそんな「リゾキャバ」についてのお話です。

リゾートキャバクラ＝リゾキャバ＝離島キャバ

リゾートというだけあって、沖縄や八丈島など普段は旅行か何かのイベントでもない限りほとんどの人が行かないであろう地域でのお仕事です。単純に本州から離れた地域という状態なので、「離島キャバ」や「漂流キャバ嬢」なんて呼ばれ方もするようです。

リゾキャバのメリットと人気の秘訣

ではリゾキャバのどんな所が人気なのでしょうか？

1：都会の喧騒や指名争いに疲れたキャバ嬢の息抜き

ナイト業界は高額のお金が動くため、必死で働く上位狙いのキャバ嬢が少なからず存在します。そんな頑張っているキャバ嬢にとっても、それが当たり前になっている高級店などに務めるランカー外のキャバ嬢にとっても、息抜きが必要ですよね(*´ｪ｀*)そんな方に今、リゾートキャバクラが人気なようです。

2：旅行費用は現地で稼ぐから資金ゼロで楽しめる

リゾバの魅力といえばこれに尽きるのではないでしょうか？ただただ旅行目的で訪れるにはちょっと遠いし予算的にも難あり…という方には特に需要が高いお仕事です。現地で少し長めに腰を据えて、観光地以外にも色々見て回りたい！でも旅行だと２，３日で詰め込まなきゃいけないから難しいこともありますよね。かくいう私も、ハワイやシンガポールに憧れて現地のリゾバを検討したこともありました笑
しかも、普通のリゾバならなんだかんだで日中がお仕事なので実際はほとんど遊べないという現状ですが、リゾキャバなら日中はいっぱい観光に海にと漫喫して、夜の数時間だけ働けば”その日の遊んだ分はその日に返ってくる”感覚なので、気兼ねなくリゾートを楽しめますからね。そのうえ大抵は「寮付き」なので宿泊費もゼロor格安という特典付き♪

3：田舎なのでキャバ経験が無くても受け入れられやすい

良くも悪くもリゾキャバの求人がかかるのは「田舎」です。特に宮古島・奄美大島などの沖縄方面や八丈島のように本州から離れた離島なんかだと、お客様側も接客してくれるのは「◯◯さんちの娘さん」や「同窓生」…という超絶気まずい環境になってしまいます( ；-｀д´-)酔っ払ってイチャコラしたくても、到底そんな気分にはなれませんよね笑（それこそ指名した子が娘の友達なんて事になったら洒落になりませんよね）
そのため、隔離された田舎のキャバクラほど外部からのアルバイトを重宝してくれます。お仕事の経験がなくても「知らない人」というだけでいいんです。

4：99％知り合いに会わないからバレない

ナイトワークというだけで世間ではまだまだ後ろ暗いお仕事だと思っている方は少なくなく、どうしても親や知り合いにはバレたくないという人は多いのが現状です。そういった方にとってリゾキャバは確実性の高い高収入バイトに成り得るでしょう。
宮古島・奄美大島や八丈島などの離島ならばなおさら、一緒に働くキャスト側にも知り合いはまず間違いなく居ません(*´ｪ｀*)b

5：友達と一緒に働けるから安心

基本的にキャバクラや風俗といったナイト業界では、普通のバイトに比べて「働きたい」という方が少ないため、友達と同じシフトで入ることにあまり反対されません。ですが、それでも小規模なお店になるとある程度バラけての出勤を強要されることがあります。
ところがリゾキャバなら、現地にわざわざ出向いて寮まで借りてのお仕事になるので、経営者の希望としても「できるだけ多く働いて欲しい」というのが普通ですので、友達と同じシフトでも嫌がられないというのが最大の利点です。
あくまでリゾバなので、友達と一緒に行って同じ日同じ時間に働いてオフは一緒に遊びまくるということができなければ意味ありませんもんね♪

そもそもリゾキャバって稼げるの？

はい、本コラム一番の目的はこちらでしょう。人気があるのはわかった、じゃあ一体どんな時期にどれくらい働くのか、お給料はいくらくらいなのか…もちろん気になりますよね？(o´∪｀o)
先に申し上げておきましょう。「個人的には…微妙…です笑」

お給料：時給1200～4000円

まずはお給料面ですが、地方ということもあってか小規模なキャバクラ店や個人店、スナックなどが多く正直言って激安です。これなら地元のガールズバーか深夜の居酒屋バイトの方がマシかも…という人も多いハズ( ；-｀д´-)
ただし、それなりに経験もあって容姿にも秀でている人であれば、沖縄の中心街などの大手高級クラブであれば時給4000円で働くことも可能です。とはいえリゾキャバを望む人でそのクラスの方となると一握りですし、何よりそんな方は東京・大阪で働くほうが断然高時給です笑

勤務時間：19:00～LAST

お店の営業時間はどこも大差はありません。ただ、閉鎖された離島だと閉まる時間が早いという可能性はあります。基本的には地方であるほど「夜遊び」のできる場所が限られてくるので、勤務時間が短すぎて稼げなかった(´；д；｀)なんてことは無いと思います。

勤務期間：最低でも2週間以上～3ヶ月程度

リゾキャバというと響きはセレブリティな感じですが、実は…ハッキリ言ってこれは「出稼ぎ」とほとんど変わらない勤務形態です。そのため、3日だけなんて都合のいい雇われ方はあまり好まれません。長期間働ける人ほど優先的に採用されると思っておくほうがいいでしょう。

宿泊施設：寮（費用別途が基本）

リゾキャバは100％遠方からの勤務になるので、基本的には寮やホテルが用意されています。ただし、無料というところは実際の所は少なく…1日1000円未満～3000円程度はかかると思っておくほうがいいでしょう。
だったら無料の方がいいじゃない♪と思われる方も居るでしょうが、大抵の場合無料の宿泊施設は「汚い」「虫が多い」など女性が長期間過ごすには劣悪な環境であることが多いです。しかも南に行けば行くほど、みんな大嫌いな害虫代表の黒いアヤツ！！がBIGになることをお忘れなくΣΣ(ﾟдﾟlll))))))

渡航費：全額支給がほとんど

リゾバ・リゾキャバの良いところは、少なくとも現地までの渡航費はほぼほぼ負担してもらえるというところです。飛行機や船での移動になるので、荷物はできるだけコンパクトにしておきましょう。

衣装：ドレス・ワンピース・靴貸与、ヘアメイク有り

あくまでキャバクラのお仕事なので、リゾキャバに限らずそれなりのお店ではドレスやワンピースなどの衣装は貸してもらえます。キャバクラ経験の無い方でもその点では安心して働けると言えるでしょう。ただし、高級店以外はお店がわざわざ用意したものではなく、辞めた女の子の忘れ物だったりなんてことも少なくないので「サイズが合わない」などの問題が出てきます。最悪な場合に備えて、1着は自分で用意しておくほうが無難かもしれません。

以上の点を踏まえると…最短2週間フルに働いたとして、10～15万円が平均的だと思われます。もちろんボトルをガンガン落とせる実力者なら場合によっては…ということも有り得るでしょうけど、普通の子ならコレくらいだと思ってください。
リゾート地でそれなりに豪遊したら軽く消えちゃうかな♪といった具合です笑
都心でランカークラスの方であれば、今在籍しているお店でしっかり稼いでリゾートはリゾートでしっかり休養という形を取るほうが、私は充実していると思います。

海外リゾキャバは危険じゃない？稼げるの？

それでもリゾキャバ体験してみたい！という方、特に海外リゾバに興味のある方は多いですよね？そんな方は以下も参考にしてみてください。個人的には海外リゾバ体験を目的としていてそこまで稼げなくてもいいというのであれば、海外リゾキャバは悪くないと思います。（あくまで私自身は経験がないので、客観的な評価です）

1：海外旅行でも人気のリゾート地で働ける

リゾートの定番ハワイ・シンガポール・セブ島・バンコクから、日本人には人気の海外旅行先である香港・ニューヨーク・ロサンゼルス・シドニーなどでも求人がかかっています。この辺のリゾート地なら、そこまで治安の心配なども必要は無さそうです。ただし、あくまでも接客業であるという点では、現地の文化やハンドサインなどは調べておいたほうがいいかもしれませんね。

2：平均的に日給1万前後～最大でも3万

お給料はどこも完全歩合制です。時給換算にすると2000円がいいところで、どの求人を見ても日給1万前後が平均です。シンガポールの高そうなラウンジでも、1ヶ月で32万ちょい…せっかくの海外なのにと思いますが、世界的に見て日本が高所得すぎるので妥当なお値段なのでしょうね(´・ω・｀)

3：日本人による運営なので安心＆日本語でOKなお店も多い

キャバクラという文化自体が日本発祥でバブルの頃に全国的に広まり、最近では海外進出している経営者も出てきたイメージです。そのため、海外のお店といえどもそのほとんどが日本人による運営なので通常のリゾバよりも安心かもしれません。同様に現地では料金設定が高い場合が多いため、お客様も旅行客や海外出張中のサラリーマンなど日本人である事も少なくありません。「英語は喋れないけどリゾバしてみたい」という方にはうってつけのお仕事です。

4：国内の離島よりは高級なラウンジ店が多いので客層は悪くない

前述した国内のリゾキャバに比べて、圧倒的に高級なお店が多いので変なお客様は少ない傾向にあるようです。アットホームさよりもセレブ感を味わいながら働きたい人向けとも言えます。アジア圏のお店でも、日本に近い設定料金だと現地の方ではなかなか行けないという環境ですので、必然と高所得層か日本の旅行者に偏るのでしょうね。

5：就労ビザの取得は時間がかかり相当手間

ここまでを見るとそこまで悪くはないように感じますが、海外で働く場合に最大の問題となるのがビザです。長期滞在になるという理由もありますが、どの国であっても、海外より来た人が現地で働くとなるとその分現地の方の働き口が減ります。そのため明確な理由を事前にきちんと提示し審査に通らないと、外国人が働くことはできないのです。
ビザの取得にどれくらい時間がかかるかと言うと…外国人が日本で働く場合は最短5日～1ヶ月以上というのが目安です。当然、逆に日本人が外国で働く場合には国によってかかる時間も手間も差が出てくるでしょう。
就労ビザではなくワーキングホリデー制度であれば審査も比較的軽めではありますが、こちらは適用される国が限られる上に一生で1度しか利用できないというのが基本なためあまり現実的ではありませんね( ；-｀д´-)
（ワーキングホリデー制度：http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html）

リゾキャバ・離島キャバ体験談

Minami自身はリゾキャバ・リゾバの経験がないので、経験のある方（といっても少数しか見つけられる申し訳ないです）よりご意見を頂いてまいりました！

結論としては…やっぱりリゾキャバはそこまでオススメはできません。

• 単純に短期・単発で働きたい
• 集中して高時給で稼ぎたいけどプライベートタイムまでは割けない
• 旅行のためにお金を稼ぎたい

といった目的でリゾキャバを探している人がいるのであれば、リゾキャバよりも派遣キャバか体験入店巡りをオススメします。